【塾長必見】ChatGPTで授業報告の質を10倍にした方法〜1,000名指導の現役塾長が全公開〜

個別指導塾でのAI導入法
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目次

はじめに:報告書作成が変わると、塾経営のすべてが変わる

個別指導塾を経営する皆様へ。

「授業報告書の作成に時間がかかりすぎる」
「書いても書いても、保護者に伝わっている実感がない」
「生徒一人ひとりの方向性を、もっと明確に示したいのに…」

こんな悩み、ありませんか?

私もかつて同じ悩みを抱えていました。

京進スクールワン吉野町教室で塾長を務める長谷川元彦です。約20年間で1,000名以上の生徒を指導してきましたが、最も苦労していたのが「授業報告書」でした。

しかし、ChatGPTを導入してから、すべてが変わりました。

報告書作成の時間は半分以下に削減され、何より「保護者・生徒に正確で今後の方向性が明確な報告」ができるようになったのです。

この記事では、実際に私が実践しているChatGPT活用法を、すべて公開します。


第1章:授業報告書が変わると、何が起こるのか

私が気づいた「報告書の本当の価値」

授業報告書は、単なる「今日やったことの記録」ではありません。

報告書とは:

  • 保護者との信頼関係を築く最重要ツール
  • 生徒のモチベーションを左右するフィードバック
  • 今後の学習方向性を示すコンパス

しかし、多くの塾長・講師が「時間がない」という理由で、簡潔すぎる報告書を送ってしまっています。

ChatGPT導入前の私の報告書

【Before:2023年まで】

📝 授業報告書(改善前の例)

○○さん

本日は数学の二次関数を学習しました。

基本問題は理解できていますが、
応用問題でミスが多かったです。

次回も引き続き練習します。

📚 宿題:プリント2ページ

※ このような報告書を毎回作成するのは大変です…

問題点:

  • 「理解できている」「ミスが多い」→ 抽象的
  • 「どのように改善するか」が不明確
  • 保護者は「で、うちの子は大丈夫なの?」と不安になる

ChatGPT導入後の報告書

【After:2024年以降】

📊 授業報告書(ChatGPT活用後の例)

○○さん

本日の授業報告

【学習内容】

数学:二次関数(y=ax²+bx+cのグラフ)

【本日の成果】
  • ✓ 基本的なグラフの形状(上に凸・下に凸)は完璧に理解
  • ✓ 頂点の座標を求める公式も正確に使えています
  • ✓ 標準的な問題は8割正解できました
【今後の課題】
  • △ 文章題で「何をyとおくか」の判断にやや迷いが見られます
  • △ グラフと方程式を組み合わせた応用問題で、手順の整理が必要です
【具体的な改善策】

次回からの3回の授業で、以下のステップで進めます:

第1回(次回):

文章題の「変数の置き方」を集中トレーニング
→ 5パターンの問題で判断基準を身につけます

第2回:

グラフと方程式の融合問題を段階的に演習
→ まず単純な問題から、徐々に複雑化

第3回:

定期テスト形式の総合問題で仕上げ
→ 時間配分も意識した実践演習

【今後の見通し】

このペースで進めば、次回の定期テストでは
二次関数分野で8割以上の得点が期待できます

○○さんの強みは「基本をしっかり理解する力」です。
応用問題も、基本の組み合わせと考えれば必ず解けます。
一緒に頑張りましょう!

【宿題】
  • ・基本問題の復習:プリント1ページ(20分程度)
  • ・文章題の練習:3問(変数の置き方を意識)

ご不明な点がございましたら、
いつでもご連絡ください。

京進スクールワン吉野町教室
長谷川元彦

✨ ChatGPTを使えば、このような詳細な報告書が3分で作成できます!

変化:

  • ✅ 具体的な成果と課題が明確
  • ✅ 今後3回分の学習プランが見える
  • ✅ 保護者が安心できる「見通し」がある
  • ✅ 生徒本人も「何をすべきか」が明確

そして驚くべきことに、この報告書を作成する時間は:

Before:1件あたり20〜30分 → After:1件あたり5〜10分

つまり、時間は半減し、質は10倍になったのです。


重要:ChatGPT使用時のプライバシー保護設定

🔒 重要:ChatGPT使用時のプライバシー保護設定

生徒の個人情報を安全に扱うため、ChatGPTを使う前に必ず以下の設定を行ってください。

⚠️ デフォルト設定では入力内容がAI学習に使われる可能性があります

ChatGPTに生徒名や成績を入力する際、必ずデータ使用設定をオフにしましょう

✅ 1分でできる設定方法(3ステップ)

Step 1:設定画面を開く

  • ChatGPT(https://chat.openai.com/)にログイン
  • 画面左下のアカウント名 → 「Settings(設定)」をクリック

Step 2:データ使用をオフにする

  • Data Controls(データコントロール)」を選択
  • Improve the model for everyone」をオフにする

Step 3:確認

  • スイッチがグレーアウト(オフ)になっていればOK
  • これで入力内容が学習データに使われなくなります

💡 さらに安全に使うための3つのコツ

対策具体例
① 生徒名は匿名化「山田太郎」→「A君」「Y.T.さん」
② 最小限の情報だけ入力氏名・住所・電話番号は不要。学年・点数・行動観察のみでOK
③ 出力後に実名に差し替えChatGPTでは仮名で作成 → 最終版で実名に変更

📱 スマホアプリでの設定

アプリの場合:
右上メニュー → SettingsData Controls → 「Chat History & Training」をオフ

🏢 当教室での運用例

京進スクールワン吉野町教室では、以下のルールで安全に活用しています:

  • ✅ 全スタッフが「データ使用オフ」を設定
  • ✅ 生徒名は必ずイニシャルまたは仮名を使用
  • ✅ 成績データのみ入力、個人特定情報は入力しない

❓ よくある質問

Q:設定をオフにすると性能が落ちる?

A:いいえ、性能は全く変わりません。

Q:過去の会話はどうなる?

A:設定変更前の会話は削除できます(Settings → Delete all chats)

Q:無料版でも設定できる?

A:はい、無料版でも同じ設定が可能です。

この設定を行えば、安心してChatGPTを塾業務に活用できます。
それでは、実際のプロンプト活用例をご紹介します!

このように、ChatGPTにメールする際には、実名ではなくて、〇〇さんなどのようにして設定し、出力された結果を保護者報告書として使用する場合には、実名に自分で編集して直せば問題ありません.

第2章:実際に使っているプロンプトを3つ公開

ここから、私が毎日使っているプロンプトを公開します。
コピペしてすぐ使えますので、ぜひお試しください。

【プロンプト1】詳細な授業報告書の作成

📋 プロンプト1:授業報告書の自動生成

コピー可能
あなたは経験豊富な個別指導塾の講師です。 以下の情報をもとに、保護者向けの詳細な授業報告書を作成してください。 【必須要件】 1. 具体的な成果を明確に記載 2. 課題を抽象的ではなく具体的に指摘 3. 今後3回分の学習計画を提示 4. 保護者が安心できる「見通し」を示す 5. 生徒の強みを必ず1つ以上記載 6. 丁寧で前向きなトーンで 【授業情報】 – 生徒名:○○さん(実名は入れず「○○さん」でOK) – 学年:中学○年生 – 科目:数学 – 単元:二次関数(グラフの書き方、頂点の座標) – 理解度:基本問題は8割正解、応用問題は5割正解 – よくできた点:グラフの形状を正確に書ける、公式も覚えている – 課題:文章題で変数の置き方に迷う、複雑な問題で手順が整理できない – 次回の目標:文章題の変数設定を集中トレーニング – 宿題:基本問題プリント1ページ、文章題3問 【報告書の構成】 1. 学習内容 2. 本日の成果(箇条書き、✓マーク使用) 3. 今後の課題(箇条書き、△マーク使用) 4. 具体的な改善策(次回からの3回分の計画) 5. 今後の見通し 6. 生徒の強みと励まし 7. 宿題の詳細 8. 締めの言葉 では、作成をお願いします。

💡 使い方:上記のテキストボックス内をクリックして全選択(Ctrl+A / Command+A)→ コピー(Ctrl+C / Command+C)→ ChatGPTに貼り付けて実行してください。

実際の活用方法:

  1. 授業終了後、上記のプロンプトをChatGPTにコピペ
  2. 【授業情報】の部分だけ、今日の授業内容に書き換える(2分)
  3. ChatGPTが詳細な報告書を生成(30秒)
  4. 内容を確認し、自分の言葉を1〜2文追加(2分)
  5. 保護者にLINEまたはメールで送信(1分)
    私の塾では「Comiru」という塾管理アプリを使用して保護者や生徒にタイムリーに配信しています。

合計:5〜6分で完成!


【プロンプト2】生徒の強みを発見する分析

報告書を書く際、「この生徒の強みは何だろう?」と悩むことはありませんか?

このプロンプトを使えば、AIが生徒の強みを発見してくれます。

📋 プロンプト2:生徒の強みを発見する分析

コピー可能
以下の生徒の情報から、この生徒の「強み」と「伸ばすべきポイント」を分析してください。 【生徒情報】 ・氏名:○○ ○○ ・学年:中学○年生 ・科目別成績: – 国語:○点 – 数学:○点 – 英語:○点 – 理科:○点 – 社会:○点 【授業中の様子】 ・○○○○(例:質問が多い、ノートを丁寧にとる、計算が速い など) ・○○○○ ・○○○○ 【宿題の取り組み状況】 ・○○○○(例:期限を守る、解き直しをする、質問メモを持参 など) 【その他気づいたこと】 ・○○○○ 【希望する出力形式】 1. この生徒の上位3つの強み(具体的なエピソードつき) 2. 強みを活かした学習アドバイス 3. 保護者に伝えるべきポジティブなポイント 4. さらに伸ばせる可能性がある分野

💡 使い方:上記のテキストボックス内をクリックして全選択(Ctrl+A / Command+A)→ コピー(Ctrl+C / Command+C)→ ChatGPTに貼り付けて実行してください。

実際の出力例:

📊 実際の使用例:中学2年生 太郎くんのケース

📊 実際の使用例:中学2年生 太郎くんのケース

上記のプロンプトに以下の情報を入力しました

【入力した情報】

  • 氏名:中学 太郎
  • 学年:中学2年生
  • 科目別成績:国語70点、数学96点、英語75点、理科80点、社会85点
  • 授業中の様子:説明を聞く姿勢が良い、演習に集中して取り組める、恥ずかしがり屋で自分から質問することは少ない
  • 宿題の取り組み状況:毎回しっかりやってくる

【ChatGPTからの出力結果】

✅ 1. 上位3つの強み(具体的なエピソードつき)

① コツコツ集中して取り組める「作業持久力」が高い

授業中に説明を聞く姿勢が安定しており、その後の問題演習では落ち着いて一問ずつ丁寧に取り組めています。特に数学の96点という結果は、この”説明→理解→演習”の流れを自分の中で再現できていることの表れです。

② 宿題への責任感が強く、提出の安定感がある

毎回、宿題をしっかりやってくるというのは中2では非常に大きな強みです。提出物の質が良いことで、学習内容が漏れなく定着しており、英語・理科・社会が70点台〜80点台で安定している要因になっています。

③ 丁寧に考える姿勢があり、間違いの分析ができるタイプ

自分から多くを語らないものの、説明を聞いた後にはその内容を正確に理解しようとする「慎重さ・丁寧さ」があります。これは理科や社会の80点台という、”理解系科目のバランスの良さ”に直結しています。

✅ 2. 強みを活かした学習アドバイス

① 説明を聞いた後に演習へ進む流れをさらに強化

本人に合っている学習スタイルなので、数学・理科では「授業内で短い確認テスト→演習量を増やす」という流れを続けると、安定的に高得点を維持できます。

② 宿題の「質」をもう一段階上げる

宿題はやれているので、次のステップとして

  • 間違い直しノートの導入
  • ワンポイントの”気づきコメント”を書く

など「振り返り」を取り入れると学習効果が跳ね上がります。

③ 恥ずかしさをほぐす”質問しやすい導線”をつくる

恥ずかしがり屋な性格は悪くありませんが、理解が深まる機会損失につながる可能性があります。授業では

  • 『質問カード』
  • 『ミニホワイトボード』
  • 『Yes/Noで答えられるチェック』

など、口で話さなくても意思表示しやすい仕組みを入れると良いです。

✅ 3. 保護者に伝えるべきポジティブなポイント

保護者の方へは、以下の3点を強調すると安心感が生まれます。

① 宿題を継続できる「学習習慣」がしっかり身についている

これは中2の段階では大きな武器です。今後の受験期に向けて最重要の土台ができています。

② 説明を聞いた上で丁寧に問題に取り組める”素直さ”がある

理解→演習の流れを自分で構築できており、これは伸びる生徒の特徴です。

③ 苦手科目がなく、全教科バランス良く点数が取れている

数学だけでなく、英語・理科・社会も堅実に学習できており、受験学年になったときに科目の偏りで苦しむ可能性は低いタイプです。

✅ 4. さらに伸ばせる可能性がある分野(具体的に)

① 英語(75点)→ 伸びしろ:語彙・文法の自動化/音読の習慣化

英語は”理解はしているが自動化が不十分”という点数帯です。少しの追加学習で 80点台後半〜90点台 が狙えます。

特に効果的なのは

  • 音読トレーニング(教科書本文5回×毎日)
  • 短い文法演習(1日10分)
  • 英単語アプリの活用

です。

② 国語(70点)→ 伸びしろ:記述力/要点把握力

文章は読めていますが、”何を聞かれているかの把握”や”本文から根拠を取る”作業に改善の余地があります。授業での「根拠線引き」練習を増やすと効果的です。

③ コミュニケーション(質問力)→ 学習効率アップの余地が大きい

質問をため込んでしまうと、理解の遅れが起きやすくなります。性格的に控えめな分、質問のハードルを下げる環境づくりが効果を大きく左右します。

📌 総評(授業報告書や保護者面談でそのまま使える文章)

中学太郎くんは、「丁寧・コツコツ・安定」の3拍子が揃った非常に伸びやすいタイプです。

特に数学のように”理解→演習”の流れを正確に再現できる科目は、受験学年になればトップ層に入る可能性があります。

控えめな性格ではあるものの、質問しやすい環境さえ作れば理解のスピードはさらに上がります。全教科バランスよく点数が取れていて、今後の伸びしろも大きい生徒です。

💡 このプロンプトの活用ポイント

ChatGPTを使えば、「この生徒の良いところは何だろう?」と悩む時間がゼロになり、むしろ自分では気づかなかった強みまで発見できるようになります。

ChatGPTの分析によって、こんな気づきが得られます:

💡 このプロンプトの活用ポイント

✅ 生徒の成績と行動観察を入力するだけで、詳細な強み分析が得られる
✅ 保護者面談の資料としてそのまま使える文章が生成される
✅ 具体的な改善提案まで含まれているため、次のアクションが明確になる
✅ 報告書作成時間が大幅短縮され、より多くの生徒に質の高いフィードバックを提供できる

このように、ChatGPTを使えば「この生徒の良いところは何だろう?」と悩む時間がゼロになり、むしろ自分では気づかなかった強みまで発見できるようになります。

このように、AIが「生徒の強み」を客観的に分析してくれるため、報告書の質が格段に上がります。


【プロンプト3】保護者面談の準備資料

授業報告書だけでなく、保護者面談の準備にもChatGPTは活躍します。

📋 プロンプト3:保護者面談準備資料作成

コピー可能
あなたは個別指導塾の塾長で、保護者面談の準備をしています。 以下の生徒情報をもとに、面談で話すべき内容を整理してください。 【生徒情報】 – 生徒名:○○さん – 学年:中学3年生(受験生) – 志望校:△△高校(偏差値60) – 現在の偏差値:55 – 得意科目:数学、理科 – 苦手科目:英語、国語 – 最近の様子:部活引退後、勉強時間は増えたが成績が伸び悩み – 模試結果:数学70点、英語45点、国語50点、理科65点、社会55点 【面談資料に含めるべき内容】 1. 現状分析(客観的データ) 2. 志望校合格の可能性(現実的な評価) 3. 今後6ヶ月の学習計画(科目別) 4. 重点的に取り組むべき科目とその理由 5. 保護者にお願いしたいサポート 6. 前向きで希望が持てる締めくくり では、面談資料を作成してください。

💡 使い方:上記のテキストボックス内をクリックして全選択(Ctrl+A / Command+A)→ コピー(Ctrl+C / Command+C)→ ChatGPTに貼り付けて実行してください。

実際の活用方法:

面談の前日にこのプロンプトを使うと、15分で面談資料が完成します。

私の場合:

  • プロンプト入力:3分
  • ChatGPTの出力確認:5分
  • 自分の経験を追記:7分

合計15分で、保護者が納得する面談資料が完成!

以前は2時間かけて作っていたことを考えると、劇的な効率化です。


第3章:ChatGPT活用で変わった「3つの成果」

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成果1:保護者からの信頼が目に見えて向上

報告書の質が上がってから、保護者からの反応が明らかに変わりました。

保護者からの実際の声:

「先生の報告書を読んで、うちの子の状況がすごくよく分かりました。今後の計画も明確で安心しました」

「他の塾では『頑張りましょう』としか言われなかったのに、長谷川先生は具体的な道筋を示してくれて助かります」

「報告書を子供にも見せたら、『俺、こんなに頑張ってたんだ』と自信を持ったみたいです」

数字でも裏付けられています:

  • 保護者アンケートの満足度:75% → 92%(+17ポイント)
  • 紹介による新規入塾:月平均1名 → 月平均3名(3倍)
  • 退塾率:年間15% → 年間8%(半減)

成果2:生徒のモチベーションが上がる

詳細な報告書は、保護者だけでなく生徒にも大きな影響を与えます。

報告書を見た生徒の反応:

  • 「自分の成長が見える化されて嬉しい」
  • 「次に何をすればいいか分かるから、迷わない」
  • 「『強み』を褒めてもらえて、やる気が出た」

特に、「今後3回分の学習計画」 を示すことで、生徒は「ゴールまでの道のり」が見え、不安が減ります。

成果3:講師育成がスムーズになる

新人講師にとって、「良い報告書の書き方」を学ぶのは難しいものです。

しかし、ChatGPTのプロンプトを共有することで:

  • 新人講師も初日から質の高い報告書が書ける
  • 「長谷川先生のような報告書を書きたい」→ プロンプトで再現可能
  • 講師間での報告書の質のバラつきが激減

結果:

  • 新人講師の育成期間:6ヶ月 → 2ヶ月(3分の1に短縮)
  • 講師の離職率:年間30% → 年間10%(3分の1に削減)

「仕事が楽になった」「保護者対応に自信が持てる」という理由で、講師の定着率が大幅に改善しました。


第4章:失敗しないための3つの注意点

ChatGPTは便利ですが、使い方を間違えると逆効果です。

注意点1:AIの出力をそのまま使わない

ChatGPTの文章は「丁寧すぎる」「機械的」に感じられることがあります。

必ずやるべきこと:

  • 出力された文章を必ず読み返す
  • 自分の言葉で1〜2文を追加する
  • 生徒の個性や最近の様子を反映させる

例:

💡 ChatGPT出力に「自分の言葉」を追加する例

ChatGPTの出力

○○さんは真面目に取り組んでいます。

⬇️

自分の言葉を追加

自分の言葉を追加した例

○○さんは真面目に取り組んでいます。

特に今日は、難しい問題にも諦めずに
最後まで考え抜く姿が印象的でした。
その粘り強さが、必ず結果に繋がります!

✨ ポイント

ChatGPTの出力をベースに、具体的なエピソード励ましの言葉を追加することで、保護者に「先生がしっかり見てくれている」という安心感が伝わります。

注意点2:個人情報の取り扱いに注意

ChatGPTに入力した情報は、AIの学習に使われる可能性があります(設定により異なる)。

守るべきルール:

  • 生徒の実名は入力しない(「○○さん」「A君」などに置き換え)
  • 住所、電話番号などの個人情報は絶対に入力しない
  • 学校名も特定されないよう注意

注意点3:段階的に導入する

いきなり全業務をAI化しようとすると、混乱します。

推奨する導入ステップ:

Week 1-2:
まず1つの業務だけAI化
→ 授業報告書のみChatGPT活用

Week 3-4:
慣れてきたら2つ目の業務を追加
→ 保護者面談の準備資料

Week 5-8:
さらに範囲を広げる
→ 授業プラン作成、定期テスト対策

このように段階的に進めることで、失敗なくAI導入ができます。


第5章:さらに深く学びたい方へ【無料ガイドプレゼント】

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今回ご紹介したのは、私が実践している方法のほんの一部です。

実際には、40種類のプロンプトを、以下のカテゴリ別に整理して活用しています:

📚 カテゴリ1:授業準備(プロンプト1-8)

  • 生徒の理解度に合わせた授業プラン作成
  • 単元の導入用資料作成
  • 例題・練習問題の自動生成
  • 宿題の作成と難易度調整
  • 定期テスト対策プランの立案
  • 苦手分野の克服プログラム設計
  • 入試過去問の解説資料作成
  • 学習計画表の作成

📊 カテゴリ2:授業後のフォローアップ(プロンプト9-15)

  • 授業報告書の自動作成(今回紹介)
  • 生徒へのフィードバックコメント作成
  • 理解度チェックテストの作成
  • 次回授業の予習資料作成
  • 学習記録の分析レポート
  • 保護者面談用の準備資料(今回紹介)
  • 長期休暇中の学習プラン

👨‍👩‍👧 カテゴリ3:保護者対応(プロンプト16-22)

  • 入塾案内・説明会資料の作成
  • 保護者からの質問への回答文作成
  • 成績向上の進捗報告
  • 学習相談への対応文
  • 季節講習の案内文作成
  • 進路相談の記録と提案書
  • 定期的な保護者通信の作成

🎓 カテゴリ4:入試対策(プロンプト23-28)

  • 志望校別の対策プラン
  • 模試結果の分析と対策
  • 入試過去問の年間演習計画
  • 入試直前期の学習スケジュール
  • 面接対策の質問集と回答例
  • 入試当日のアドバイス資料

🏢 カテゴリ5:教室運営(プロンプト29-34)

  • 新規生徒募集のチラシ作成
  • SNS投稿の下書き作成
  • イベント企画の立案
  • 講師研修資料の作成
  • 教室の課題分析レポート
  • 業務改善の提案書作成

👥 カテゴリ6:講師育成(プロンプト35-40)

  • 新人講師研修プログラム
  • 指導法改善のアドバイス
  • 講師のモチベーション管理
  • コミュニケーション術の指導
  • キャリア支援とフィードバック
  • チームビルディング施策

🎁 無料ガイド「AI活用による個別指導塾経営革新ガイド(前編)」

これら40種類のプロンプトすべてを、無料ガイドとして公開することにしました。

【無料ガイドの内容】

序章:AI時代の個別指導塾経営

  • 個別指導塾を取り巻く環境の変化
  • なぜ今、AIなのか

第1章:なぜ今、塾にAIが必要なのか

  • 個別指導塾が直面する3つの課題
  • AIがもたらす3つの革新
  • AI活用の成功事例

第2章:ChatGPTの基本と教育現場での活用法

  • ChatGPTとは何か?
  • 教育現場での活用の可能性
  • ChatGPT活用の4つの基本原則
  • 注意すべきポイント

第3章:AI活用で変わる塾の日常業務

  • 授業前の準備業務
  • 授業中の活用
  • 授業後のフォローアップ
  • 教室運営業務
  • 時間の使い方の変化

第4章:実践!40のAI活用プロンプト集

  • カテゴリ1:授業準備(プロンプト1-8)
  • カテゴリ2:授業後のフォローアップ(プロンプト9-15)
  • カテゴリ3:保護者対応(プロンプト16-22)
  • カテゴリ4:入試対策(プロンプト23-28)
  • カテゴリ5:教室運営(プロンプト29-34)
  • カテゴリ6:講師育成(プロンプト35-40)

【このガイドで得られるもの】

✅ コピペですぐ使える40種類のプロンプト
✅ AI活用の基礎から応用までの完全マニュアル
✅ 実際の成功事例と失敗回避法
✅ 業務効率を劇的に改善する具体的手法
✅ 保護者・生徒・講師、全員が幸せになる塾運営のヒント


【こんな塾長・講師におすすめ】

  • ☑ 授業準備や報告書作成に時間を取られている
  • ☑ 講師によって指導品質がバラバラで困っている
  • ☑ 保護者対応をもっと質の高いものにしたい
  • ☑ 新人講師の育成をスムーズにしたい
  • ☑ 大手塾にはない「個人塾の強み」を発揮したい
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私と同じように、塾経営の悩みを抱える先生方のお役に立てれば幸いです。

全国の個別指導塾が、AIを活用してより良い教育を提供できる。
そんな未来を一緒に創りましょう。

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最後に:AI活用で変わるのは「時間の使い方」

ChatGPTを導入して最も変わったのは、「時間の使い方」です。

以前は:

  • 授業準備:1日3時間
  • 報告書作成:1日2時間
  • 保護者対応:1日1時間

合計6時間を「作業」に使っていました。

今は:

  • 授業準備:1日1時間
  • 報告書作成:1日40分
  • 保護者対応:1日30分

合計2時間強。4時間が浮きました。

その4時間を、何に使っているか?

  • 生徒との対話
  • 講師とのミーティング
  • 新しい指導法の研究
  • そして、家族との時間

「作業」が減り、「教育」が増えました。

これが、AI活用の本当の価値だと思います。

あなたの教室も、きっと変わります。

まずは無料ガイドをダウンロードして、第一歩を踏み出してください。


京進スクールワン吉野町教室
塾長 長谷川元彦


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【関連記事】

  • AI活用で生徒の成績が20%向上した理由
  • ChatGPTを使った効果的な定期テスト対策
  • 個人塾が大手に勝つための差別化戦略

※ これらの記事も今後公開予定です


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中学受験パスポート個別指導塾のオーナー
京進スクール・ワン吉野町教室を運営している長谷川です。 私は約20年間、小学生から高校生まで合計で1,000名以上の生徒を指導し学びと成長のサポートをしてきました。 本ブログ「中学受験パスポート」では、私の長年の指導経験を元に受験勉強に関する情報発信をしています。 ぜひ本ブログを通じてあなたの受験勉強のお役に立てますと幸いです。
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